フランチャイズ経営では如何に本部からの儲けの搾取構造から脱却するかがポイント

フランチャイズ経営においては、フランチャイジーは、基本的には、本部に儲けの一部をいわば「上納金」という形で、搾取されることになってしまいます。
これは、基本的には、「売上に対して、一律で何パーセント」、「制服を買うと何パーセント」、「新商品を仕入れると何パーセント」、「新たな経営システムを導入すると何パーセント」といった形で、いずれも固定フィーを持っていかれるという形が一般的といえます。こうした形で収益の一部を持っていかれるため、なかなかフランチャイジー側は、利益を出すことが出来ません。

これは、要は、どの固定フィーも変動費型で、売上連動で取っていかれてしまうため、変動費率の高いビジネス構造になってしまっています。
変動費率が高いということは、要は「固定費÷(1-変動費率)」で算出される「損益分岐点」は低いものの、なかなか利益が出にくい構造にはじめからなっているということを理解する必要があります。
これは、逆にいえば、大きな赤字になることはないため、リスクはそこまで大きくないともいえます。

こうした特性を理解したうえで、どうやって収益を拡大させていくかを検討する必要があります。
もし、本部側とフィーの支払い方法について、ある程度交渉できる余地があるとするならば、ある程度フランチャイズ経営が軌道に乗るまでは変動費型の支払い方法により、損益分岐点を低く抑える一方、軌道に乗ってきてからは、固定費型のフィーの支払い方法に変えて、収益のアップサイドの拡大を図るといった方法もあります。